水冷環境。
自作ユーザーにとっては、憧れの存在なのではないでしょうか。
私もその一人で、当時爆熱と言われたCore i7-3770Kにした際に、簡易水冷ですが導入しました。(本格的な水冷はさすがに敷居が高かったので)
ENERMAX ELC-LMR120S-BSというもので、120mmラジエーターをファンサンドイッチ型で冷やすタイプです。
昨年末にAMD Ryzen 5 3600に移行。その際も継続して利用しようと思っていたのですが、購入が古かったせいもあり、対応がAM3+まででした。
リテールクーラーは付けてみると中々の爆音でしたので、新しいクーラーの検討開始です。
最初は当然、簡易水冷で検討を始めました。
ラジエーターが大きいのが良いのはわかっているのですが、私のPCケース、Zalman Z9 U3ではちょっと厳しいです。
そんなこんなで、いろいろ調べていくと、サイドフロー型の空冷なら簡易水冷に引けは取らない。虎徹 MarkII SCKTT-2000なんかが大人気だし安い。みたいな情報もあり、モノは試しと虎徹 MarkIIくんを買いました。簡易水冷くんはCore i7-3770KをサブPCに移動したので、そちらで現役続行です。
おまけのトホホとして、この簡易水冷くん、とりはずす際にネジが1本うまく回りません。ネジ裏の止め具が丸形で、止め具ごとクルクル回ってしまうのですよ。
そこで、一生懸命固定なんかしてはずそうとした際。
「ゴリッ」
っという音と
ともにソケット回りの部品を破壊してしまいました・・・。
とはいえ気を取り直して簡易水冷くんは、サブPC側に付け替え、あらためて説明書見ていると、固定用の高下駄部品の記載あり。
「アデ?こんなの使ってたっけ?」
そう!!つけ方が良くなかったのです!!まあ、CPUとはきちんと密着していたので冷却性能には問題なかったと思いますが、きっとこれを使っていなかったためにうまく外れなくなり、マザーボードをぶっ壊したのです。
おまけのトホホでした・・・。
こうして、メインPCはRyzen 5 3600+虎徹 MarkIIくん。サブPCはCore i7-3770K+簡易水冷くんという環境になりました。
この時の虎徹 MarkIIくんへの感想は、「やっぱりごついなー。でも静かだし、リテールクーラーよりは冷えているみたいなので良い感じ」くらいでした。
・
・
・
約1ヶ月後、いろいろあってA520のマザーボードが余り、DDR4メモリも余り(それはまた別の話で・・・)、サブPCも更新しようという気になりました。そこでチョイスしたのは、Ryzen 3 3300X+ 虎徹 MarkIIくん。ところがRyzen 3 3300Xくん、売り切れ状態で買えません。
しかし、 虎徹 MarkIIくんは買っちゃって、手元にある。3100を買う事も考えたのですが、急ぎでもなかったので、「まあ待つか」と思いペンディング。しかし虎徹 MarkIIくんがあるので、モノは試しとCore i7-3770K環境に取り付けてみました。
簡易水冷くんの温度
下は45度くらい。OCCT1分回して65度くらい。5分くらい回すとMAX80度くらい。
虎徹 MarkIIくんの温度
下は37度くらい。OCCT1分回して53度くらい。
「アデ?」
同じくらいか、簡易水冷の方がちょっと良いくらいだと思ってました。
ところがこの結果。
ええ、マザーボードをぶっ壊してまで使用し続けていた簡易水冷くんより、 虎徹 MarkIIくんの方が圧倒的に冷えているのですよ・・・。
その時のショックたるや・・・。
・・・・・考察・・・・・
本格水冷ならともかく、簡易水冷だと、結局はファンでラジエーターをどこまで冷やせるか。そして冷えずらい液体より、広い範囲で直接金属に風をあてる方が冷えやすい。
という事なのかなーと思ってます。(ラジエーターが大きな簡易水冷なら、結果どうなるかわからないですが)
もちろん見た目は簡易水冷の方がかっこいいですが、ここまで差が出てしまうと・・・という感じです。
・・・・・・・・・・・・
今回の無駄な物
・ぶっ壊したマザーボード
教 訓
特になし!!
マザーボードをぶっ壊したのはともかく、簡易水冷くんが無駄だったとは思いたくないです・・・とはいえ、空冷(サイドフロー)派に転向しました・・・。



0 件のコメント:
コメントを投稿