2021年7月5日月曜日

M.2 SSD TS128GMTE110Sの外付け化で苦労する話 2

 M.2 SSDの外付け化のつづきです。(まさかつづくとは・・・)

前回、ケーブルがダメという事で、新規にケーブルを購入しました。

今度は、Amazonで仕様を確認しながら購入です。

Type-C to CとType-Aへの変換コネクタをチョイスしました。

Mauknci type c to type c ケーブル 0.5m USB3.1 Gen2 PD対応 最大5A/100W c to c ケーブル 50cm 短い E-Marker実装 

USB 変換アダプタ Type C (メス) to USB 3.0 (オス)【2個セット】小型 USB3.1 10Gbps 急速充電&高速データ同期 OTGアダプタコネクタコンバータ PC、充電器等対応

やっぱり、前回購入したケーブルとあわせて、ケース費用を超えました。


 メインPC BIOSTAR B550GTAくんで試します。

まずは、せっかくなのでType-C to Cで試します。

予定通り、きちんと認識します。

CrystalDiskInfoでも見えます。

なので、ベンチマーク

「おお!USB3.1 Gen2ってこんなスピード出るんだ。でも、書き込みがちょっと遅いな。トリムしてないからかな?」

トリムして、もう1回

「アデ?なんだこれ」

・・・この後、何回やっても安定しない感じです。

「うーん。またケーブル???」

試しにアダプタをつけてType-C to A接続にしてみます。

昨日、別のケーブルで出た数値と同様の性能が出ます。

この後2回繰り返しましたが、問題ありません。

???

ケースがこのスピードに耐えられない?

マザーボードのType-Cのコネクタがおかしい?

  今度は、サブPC2号機 ASRock B450M Steel Legendくんで試します。

まったく同じ症状です。

「くっそー。やっぱりケースかー」

今度は、メーカー製ノートPCで試します。

1回目「今回は全部普通の数字かなー。次でダメになるんだろうな」

2回目「んんん?落ちないな」

3回目 「やっぱり落ちない。そうすると、さすがメーカー製はType-Cのコネクタがしっかりしていて、自作マザーは、まだまだType-Cのコネクタが成熟されてないってことかなー。マジかー。また、残念なポイントを見つけてしまった・・・」

ただ、自作2種類のマザーボードで同じ症状というのも、いまいち納得いきません。

そこで、今回調べていく中で、Type-Cのコネクタには裏表がある?みたいな話を思い出しました。

試しにノートPCでコネクタを裏表してみます。

「あれ?うまくつながらない?」

戻します。

「あ、ちゃんとつながる。マジかType-Cのコネクタで裏表とか、コンセプトからはずれてるじゃん」

試しに、BIOSTAR B550GTAくんでもいろいろ、試してみます。

「あー、やっぱりだー。ちゃんと性能出る・・・。これがホントの性能かー。」

ここで気づきます。

「・・・ひょっとして、ダメと思っていた付属のType-C to Cケーブルも使える?」

裏表を変えつつ、試します。

「あああああ!ちゃんと認識した(泣)」 

・・・・・考察・・・・・

調べていくと、ちゃんとType-Cに準拠した品質のケーブルとかコネクタであれば、裏表など無い。との事。

ケーブルなのかケースのコネクタかは不明ですが、十分な品質では無いという事になると思います。

今回は、Type-Aであれば、裏表を固定しておけるので、その運用が良いと結論づけました。

読み込みスピードは落ちますが、常時運用は想定してませんし、外付けとしては十分な速度だと思いますので。

それにしても、ケーブル仕様の複雑さとか品質とか、もう少し何とかならないものだろうか。 Tohoyamaでなくても失敗すると思うのだが。

・・・・・・・・・・・

 今回の無駄な買い物

・今回買ったケーブル+変換コネクタ

前回買ったケーブルとあわせて、追加で買ったケーブル全部無駄、という事ですね。

トホホです。

変換コネクタはまだ使い道ありそうだけど、Type-C to Cのケーブルなんて、今のところ使い道ありません・・・(元々PC側にコネクタ少ないしね)。

また、そもそもの運用考えると、背面のType-Cコネクタで抜き挿しする運用なんてしないし・・・。

教 訓

やっぱりケーブルってクセモノ

まあ、ケースそのものがゴミにならなくて良かったです。

どれだけ使うか微妙ですが・・・。(他にも2.5インチの外付けケース2つ持ってますが、1個を年に1、2回使うだけだし・・・。)


・・・おまけ・・・

最近、温度の気になるTohoyamaは、このケースにヒートシンクは必要か試してみました。

今回は、最初から1mm厚のヒートシンクを入れていましたが、はずしたり、ハダカにしたりして試しました。計測はType-C to Cでベンチマーク後を見ています。

(CrystalDiskInfoでしか温度見れなかったので、時点情報しか取れず、結構適当です)

これが標準の使い方?

 ・アルミケース入り+ヒートシンク無し MAX 80度いきました

Tohoyama式です。

 ・アルミケース入り+1mm厚ヒートシンク付き MAX  60度くらい

アルミケースがきちんと放熱ができているか確認のため

・アルミケースから取り出し+ヒートシンク無し MAX 75度くらい

・アルミケースから取り出し+1mm厚ヒートシンク付き MAX 60度くらい

結 論

当たり前だと思いますが、マザーボードに付けてヒートシンク有り・無しで計測した時と大差ないです。

また、アルミケースに入れた際でも、ほぼ似た結果です。

なので、

「外付けM.2 SSDケースの場合でも、ヒートシンクは必要」

と思ってます(他の外付けケースとかヒートシンク付いているのだろうか?)。

そうするとペラペラヒートシンクがついているADATA XPG SX8100とかの方が何にでも入りそう。

今回、1mm厚ヒートシンクが使えて良かったです・・・。

[追記]あらためて、USBケーブルをお店に見に行きました。

某100円ショップ、中規模の家電量販店にはUSB2.0か記載の無いケーブルしかなく、大規模店に今回のケースより高価なケーブルが、ようやっとあるくらいのレベルで、USB3.1 Gen2が一般化されていないのがよくわかりました。

そういった意味では、今回のケースのケーブル品質も仕方ないのかなーという感じです。

もっと一般的になったら、ケーブル買い直そうと思います。

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