2021年7月3日土曜日

M.2 SSD XPG SX8100のペラペラヒートシンクってどれくらい意味あるの?

 M.2 SSD、とっても速いですね。

TohoyamaがAMD環境に移行したきっかけも、ぶっちゃけ「M.2 SSDを使いたかったから」というのが、理由(自分の中の言い訳)の50%くらいを占めています。

しかし、同時に、「メモリなのにこんなに熱を持つんだ!」とびっくりもしました。

2.5インチのSSDと比べると、爆熱です。

DRAMにもヒートシンクなんてつけた事なかったです。

そんななので、どこまできちんと熱対策すれば良いのかわかっていません。

なので、いろいろお試しです。


Tohoyamaは以下のM.2 SSD使ってます。

①某メーカー製ノートPC:トランセンド 110S TS128GMTE110S

②メイン機:WD Black SN750 NVMe WDS250G3X0C

③サブPC1号機:ADATA XPG SX8100 ASX8100NP-256GT-C

④サブPC2号機:ADATA XPG SX8100 ASX8100NP-256GT-C

最初に買ったのが実は①で、M.2 SSDの事、よくわからなかったのと、メーカー製ノートPCはM.2スロットの仕様が良くわからなかったので、「とりあえず安いの」という事で購入。

それなのに、「速い!」と感動してAMD環境移行へのきっかけとなりました。

同時に、最初は「所詮はメモリ。そんなに熱くならないだろ」とタカをくくり、ヒートシンク無しで稼働。「マジか?アッチー!」と爆熱を経験しました(ノートPCには標準でヒートシンクついていなかったので。)

そして当然ヒートシンク購入。

だけどノートPCの狭いスペースなので、こんな感じの単なる板です。

M.2ヒートシンクラップトップ、m2 pcie NVMeヒートシンク銅、シリコンサーマルパッド付き、M.2 2280 SSD用

しかし、きちんと冷えました

こんな感じでベンチを回して、温度を見てました。

・ヒートシンク無し 57度 MAX 82度

・ヒートシンク有り 53度 MAX 70度

まあ、ちょっと熱いですが、使用には耐えるかと。それに最初だし、ノートだし、「こんなもんかなー」と思ってましたので。

しかし、このSSD、トリムしてなかったのもあるけど、メーカー仕様どおりのスペック出てないですね・・・(メーカー仕様 読込速度 1700MB/s  書込速度 1500MB/s)

 [7月5日追記]価格.comのスペック詳細だと上記ですが、メーカーHPのスペックだと、読込速度 1500MB/s  書込速度 550MB/sでした。だとしたら、こんなものですね。

次はメイン機用にWD Black SN750 NVMe WDS250G3X0Cを試します。

メイン機なので、信頼性を期待してWDのBlackをチョイスしています。

BIOSTAR B550GTAくんに搭載なので、マザーボード標準のヒートシンクで運用です。

ベンチはこんな感じで、だいたいメーカー仕様通り(読込速度 3100MB/s 書込速度 1600MB/s)出ています。気になる温度は、

・ヒートシンク無し 46度 MAX 62度

・ヒートシンク有り 40度 MAX 54度

デスクトップですので、若干のエアフローはありますが、ヒートシンク無しでも、トランセンドのより優秀ですね。また、この結果から、ヒートシンクで、MAXだいたい10度くらい下がるのが標準的かなー。と考察します。

 

次に購入したのがサブPC1号機用にADATA XPG SX8100 ASX8100NP-256GT-Cです。

こいつは、安くて速いと評判だったのと、サブ機なので、「まあ最悪壊れても良いか」と思い購入しています。

ベンチはこんな感じで、読込なら、Blackくんより優秀です。(メーカー仕様 読込速度 3500MB/s 書込速度 1200MB/s)

しかも、ペラペラですが、ヒートシンクが付属しています。

こんな感じです。 

分かりづらいですが、下の写真。厚さは0.2mmくらいのようです。

ちなみに下の写真が単なる板のヒートシンクが。厚さ1mmくらい

こんなに薄かったので、不安になって、ペラペラヒートシンクの上に板ヒートシンクもつけて、二重ヒートシンクにしていました。

その際の温度が、 40度 MAX 47度


その後、気にいったので、サブPC2号機用にも購入。

ただ、この時は板ヒートシンクも、もう持ってなかったので、ペラペラヒートシンクだけでの運用です。

温度は、40度 MAX 50度

ん?二重ヒートシンクの方が、さぞや冷えると思ってましたが、あんまり変わらないです。

こうなってくると、このペラペラヒートシンクが、本当に役にたっているのか?それとも
単にADATA XPG SX8100が低発熱なのか気になってきました。

試すためには、ヒートシンクを外して計測すれば良いのですが、このペラペラヒートシンク、シールタイプでしっかり張り付いています。しかもペラペラのため、Tohoyamaが剥がしたら、絶対に壊す自信があります。 (何の自信だか・・・)

ググってみますが、ヒートシンク無しの温度は見つけられません。

上位のSX8200Proはヒートシンク無しMAX68度、ヒートシンク有りMAX61度という記事は見つけましたが上位モデルだから違うだろうしなー。

・・・でも知りたい。・・・考えます。・・・

決めました。最初のノートPC用トランセンドくん、容量も128GBと不足気味(HDDも同時搭載できるタイプなので、実際はそれ程では無いのですが・・・)。性能もSX8100より低い。

という事で買い替えです。 

今度はヒートシンクを貼る前にノートPCを使用してお試しです。

(ノートPCにつける予定なのと、エアフローも一番悪いですので)

[結果]

・ヒートシンク無し 39MAX 76度

・板ヒートシンク(1mm) 40MAX 49度

・ペラペラヒートシンク(0.2mm) 37MAX 51度

※下限はアイドルしておく時間も適当ですので、あまり参考にはならないです。

はい。前置き長かったですが、結論は、「十分な冷却性能がある」です。

もちろん、板ヒートシンクの方が良いですが、これくらいの差なら、まったく問題無い範囲です。

このペラペラヒートシンクの素材が優秀なのか、そもそもヒートシンクに厚さは不要なのかはよくわからないですが、これで安心して使用できます。

よって、サブPC1号機の二重ヒートシンクもやめて、全てペラペラヒートシンクだけの運用に切り替えました。

そして思います。 

ぶっちゃけ、体感では 3500MB/sも1700MB/sも差が感じられません。(というか2.5インチSSDと比べても、ちょっと違うかな?のレベルです)

なので、

「ああ、また無駄な買い物をしてしまった・・・」と。 

・・・いや、今回は買う前からわかってはいたのですよ・・・。

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